あいちトリエンナーレを一日でまわる。

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 こんなにもいい意味でも悪い意味でも有名になってしまった芸術祭はあっただろうか。8月1日から始まったあいちトリエンナーレは、たった2日間で本来の形で鑑賞することは不可能となってしまった。その大きな転機は8月3日から展示が中止となった「表現の不自由展・その後」であるということは自明の理である。

 

aichitriennale.jp

 

 次第に話は大きくなり、上記のような決定までなされた。私がもともと行く予定を立てていたのは8月18日。それは上記の作品たちを本来の姿のままで見ることのできる最後の日である。私自身、愛知には何度か展覧会を見に訪れており、特に”豊田市美術館”はお気に入りの美術館の一つである。前回の展示を見に行った際にトリエンナーレの前売り1DAYパスを買ったときには会期も長いし涼しくなったら行こうと思っていたものである。しかし少しでもそのままの姿で展示を見たいと考え8月に行った次第。

 

 芸術監督が、一日で回るならこうするといいよ!とTwitterでリプを送っていたので、それを参考になんとか一日で回りきることに成功した。(ただしiPhoneのヘルスケアを信じるならば一日で16キロ歩くことになった、、、)これから何回かに分けて淡々と自分の感じたことを書こうと思う。